2009年3月17日 (火)

文庫エディター ver.0.7です。

PDA界最強の青空文庫エディターの世界ヘようこそ!

・・・いや、言ってみたかっただけです。ごめんなさい。まあ、競合するソフトがないので、最強は嘘ではありません、・・・多分。

え~っと、『Γてとてトライオン」はどうした?』という声が聞こえてきそうですが・・・。実は気分転換で手を出したシリーズ物のノベルが非常に面白かったので、つい文庫エディターで読めるように修正を始めてしまったんですね。そしたら、ついでに気になってた所をあれこれ修正しようという気になってしまったんですね。で、そのまま忙しくなってしまって、Γてとてトライオン」は後回しになってしまっております(さすがに、職場の休憩時間に作業する勇気はないので)。期待して下さってた方がおられたら、ゴメンなさいです。

で、本題。

Scrn010 全国に、2~3人くらいはいるのではないかと思われる(希望的観測?)文庫エディターユーザーの皆様、お待たせしました。久しぶりのバージョンアップです。今回、あれこれと機能追加や修正が入っておりますので、メニューにも変更が入ってます。御注意ください。

「bunkoeditor_0.7_arm.ipk」をダウンロード

〔主な新機能〕
・画面表示の高速化。ダブルバッファリングの関係で、メモリ使用量は増えてしまいましたが・・・。
・太字、斜体に対応(と言っても、実際は「なんちゃって」的な対応ですが。斜体に至っては文字色を変えてるだけですし。)
・[#ここから太字][#ここまで太字][#ここから斜体][#ここまで斜体][#「○○」は太字][#「○○」は斜体][#中央揃え]のタグに対応
・JPEG画像に対応。
 ※JPEG画像が見つからない場合、自動的に同名のPNG画像を探します。
・画像のガンマ補正(ザウルスの液晶に最適化)に対応。
 ※挿絵に背景色を反映させる場合は、補正しないほうが良い結果になるようです。
・背景色の設定に対応。挿絵にも背景色を反映させることができます。
・最近読んだ本の履歴を最高7冊までファイルメニューに表示するようにした
 ※v.0.7以降で読んだ本のみが対象です。
・一冊につき2箇所のしおりに対応。スクロールバーを長押しすると、メニューが出ます。設定したしおりは、自動的に保存されます。
・変換系のメニューを追加
・範囲指定系のメニューを追加
・一般的な青空文庫テキストを、文庫エディターに適した形式に一活変換するメニューを追加
・10字以上の字下げに対応
・よく使うコマンド&青空文庫タグの挿入に対応
・回転させる記号を増やした
・半角マイナス記号が連続する場合、接続するようにした
・実行ファイルサイズの削減。

〔主なバグ修正〕
・字下げ直後のルビがずれるのを修正
・青空文庫タグの後に、余分な改行が入ることがあるのを修正
・[#地付き][#地から○字上げ]の処理がエンバグしていたのを修正
・行の途中で[#地付き]が入ると、その前の文字が表示されなくなっていたのを修正
・ビューワーからエディタに戻り、再度ビューワーを立ち上げた時、行頭の余白が保存されていなかったのを修正

〔既知のバグ・問題点〕
・パブリフォント使用時、半角英数字を回転させると一行の長さがおかしくなる
・「地付き」や「地上げ」状態で、一行の文字数が少ないとルビがずれることがある
・回転するフォントを増やし、かつ太字・斜体に対応したために、文字サイズの変更に時間がかかるようになった。現状では、ほぼ4秒かかります。
・半角マイナス記号の接続が、フォントサイズによってはうまく表示されません。

といったところでしょうか。ご意見、ご感想、バグ報告などありましたら、お願いします。

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2008年7月 1日 (火)

文庫エディター ver.0.6です

文庫エディター ver.0.6です。今回は、ビュースタイルに特化した、かなり無茶な修正が入ってますので、インプットスタイル主体の方は御注意ください。
どんな無茶な修正かと言いますと、

全角文字の文字数を基準にして動いてる簡易ビューワーに、無理矢理プロポーショナルな半角表示を組み込んだ

ということです。

「bunkoeditor_0.6_arm.ipk」をダウンロード  
(右クリックから保存してください)

で、どんな風に変わったのかというと・・・。
Scrn004 Scrn006
と、まあこんな具合です。
バージョンアップの大きな原因は、「とある魔術の禁書目録」が大変おもしろかったので、できるだけ忠実に再現できるようにしてみよう、という非常に単純なものです。
「ん? 半角表示がプロポーショナルじゃないぞ?」と思われた方、正解です。プロポーショナルな表示になるのは、パブリフォントを使ったときのみです。

では、大まかな変更および修正点です。

<ビューワー>
・半角英数字の回転及びプロポーショナルな表示に対応。スイッチは、半角英数字の直前に置かれた半角スペース。対象になる半角英数字は、スクリーンショットの最後に出ているものです。
・組字対象文字から、全角の「?」「!」を除外。
・「??」の組字が表示されていなかったのを修正。
・ルビ中の「=」が回転されていなかったのを修正。
・ルビ中の半角英数字は回転表示及び文字間隔を半分にするように変更。
・ルビ中の空白は無視していたのを無視しないように修整。

<エディタ>・・・編集メニューに項目を追加
・[#「・・・」に傍点]形式からルビ形式の傍点への変換。メニューから選択すると、文書全体を処理します。
・選択範囲への傍点付与
・選択範囲の半角・全角の相互変換
・選択範囲の空白除去
・選択範囲のルビ除去。間違って付けた傍点の削除に役立ちます。
・「《》」(ルビカッコ)挿入
・選択範囲への二重引用符の付与

以上のように、結構変更があります。まあ、あれこれ試してみてください。

<既知の問題>
・半角英数字の回転を行った行の表示が長くなりすぎて、画面からはみ出す場合がある。
・半角英数字の回転を行った行のルビ位置がずれることがあるので、暫定的にその行のルビ表示をしないように変更。
・半角英数字の回転を行った行の次に余分な改行が出力されることがある。

とまあ、こんな所です。ちなみにパブリフォントを生成してインストールしてあると、こんな表示になります。
Scrn001

いや、圧倒的に綺麗ですね。是非、フォントを生成してインストールすることをお勧めします。で、ですね、

大ボケかましておりましたっ!

うっかり失念しておりましたが、フォントファイル名は生成するときに好きなものを付けられるんですね。自分が作業したのがずいぶん前だったので、すっかり忘れてました。すみません。

申し訳ありませんが、文庫エディターでパブリフォントを使いたい方は、生成するときのフォント名を「paburifont」にしておいてください。でないと認識されません。御注意ください。

では、ご意見・ご感想、バグ報告など、お待ちしております。

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2008年5月16日 (金)

文庫エディター ver.0.5です

文庫エディター ver.0.5です。変更点は、覚えてる範囲で、

・v0.4でエンバグしてた、ページ戻し処理の修正。
・二文字以上の字下げに本格対応。でも、エラーチェックはいい加減。
・画像を表示しないオプションの新設。
・ぺージ戻し時に画像を表示しないオプションの新設。
・ぺ一ジの先頭に画像があった場合、無条件で表示していたのを廃止。ただし、文書の1行目にある画像は、カバー画像と判断し表示する。
・縦書き時、字下げ中などのルビの位置のずれを修正。
・「マリみて」等、長いルビが続く作品で、ルビが重なって読めなくなってしまうことがあったのを修正。まだ、行をまたぐと失敗することがあるので、完璧とはいえませんが・・・。
・縦書き用にルビを修正したので横書き時に問題が発生。それで、横書き時にはルビを表示しないように(一時的に)変更。
・組み字の対象を追加。「st」「nd」「rd」「th」「kt」。「戦闘妖精 雪風」のために対応。本当は、「XI」にも対応するべきなんだけど、方法に迷ってるので保留。
・文字回転時にαマスクを成生するように変更。文字が詰まった時に一部が欠損するのがなくなったはず。
・スクロールバーの左右を少し縮めて、先頭と末尾に移動できる様に修正。
・本文の文字フォントを選択できるようにした。
※ブンコビューア用のDFパブリフォントは「独自形式」になってますので使えません。自分でフォントを生成し、インストールする必要があります。

ぐらいです。ちなみに、フォントについては、和文フォント以外も選択できますので、御注意ください。まあ、選択しても、俗に言う「豆腐」が表示されるだけですが・・・。

「bunkoeditor_0.5_arm.ipk」をダウンロード
※うまくいかないときは、右クリックから保存してください。

まあ、これで、縦書き表示の青空文庫ビューワーとしては、大分ましなものになってきたのではないでしょうか?(本当は簡易ビューワー付きエディタなんですが・・・)。ご意見・ご要望、バグレポートなど、お待ちしております。

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2008年2月 2日 (土)

RDEの導入

そろそろ、いい加減に「秀丸マクロ」で移植することに限界を感じてきたので、コンバータのスクリプト関係を本格的にRubyに移行しようと考えた。というわけで、軟弱にも(^^;、統合開発環境をインストールすることにした。

「Ruby 統合開発環境」でググってみたら、RDEというのが最初に見つかったので、ちょいと調べてみると、とりあえず十分に用は足りそうなのでインストール。

したのはいいんだけど、少し嵌ったのでメモ。

・初期設定に関して・・・日本語表示など。ここを参照するとよし。
・適当に入力して、実行。問題なし。んでもって、デバッグしようとしたら動いてくれない。「あれ?」と思った後、「そういえば、インストール中に何かエラー出てたっけ・・・」とか思い出して再度検索。ここを参考に「ruby install.rb」を実行したらデバッグもOKになった。
※でも、こういうのはFAQに載せておいてほしいよねぇ・・・。

これで本格的にコンバーターをRubyに移行できるかも・・・。でも、本当はやる気の問題ですな。「姉しよ」のときは、ザウルス上でプログラミング&デバッグしたもんなぁ・・・。

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2008年1月23日 (水)

リモートデバッグ環境の構築

いい加減、プリント文による原始的なデバッグに飽き飽きしてきたので、あれこれ調べて、リモートでのソースレベルデバッグができる環境を構築してみたので、とりあえずメモ。

開発環境
○CygwinでVista上に構築。

ザウルス用のGDBserver
こちらのLinux用パッケージ(arm-linux-gdb-6.3-i386-P1.tgz)から拝借。コマンドラインから起動する以上、置く場所はどこでもいいわけだが、実機へのファイル移動にSDカードを使っていることもあり、そのままSD上に配置。

Cygwin用のARM対応のGDBとInsight
たまたま買っといた「Interface」誌2007年12月号の付録DVD中のARM用開発環境パッケージから以下のファイルを拝借して、cygwin/binにコピーする。
・arm-elf-gdb.exe
・arm-elf-insight.exe

接続方法
○無線LANのアドホック接続
Vista側で優先的に接続するワイヤレスネットワークがある時には、指定を解除しておかないとトラブルの元。Vista側に問題があるようで時々突然切断される。が、Vistaだし、動いているだけでも良しとしよう。

コンパイル
○Makefileの修正
C++コンパイラのオプションの
「-O2 -DNO_DEBUG」を削除
「-O0 -g」を追加(ちなみに「オーオー」ではなく、「オーゼロ」です)
※2通り作って、片方コメントアウトして、使い分け。

デバッグ開始
ⅠPアドレスは、我が家では、
ザウルス :192.168.1.88
Vista:192.168.1.210
となっています。

○ザウルス側
0.無線LANを接続
1.夕ーミナルを起動
2.Γping 192.168.1.210」で通信ができることを確認
3.Γcd /mnt/card」でSDカードに移動
4.「./gdbserver 192.168.1.210:1000 デバッグ対象実行ファイル名」を実行
※Γ1000」は使用するポート番号。空いている番号なら何でもいいんですが、Vistaのファイアウォールで接続を許可しておくのを忘れないように。面倒なら、ファイアウォールを無効にしてもOK。

○Vista側
0.無線LANを接続
1.Cygwinを起動
2.「startx &」でxを起動
3.ターミナルが起動するので、デバッグしたいプログラムのあるデイレクトリに移動
4.Γarm-elf-insight デバッグ対象実行ファイル名」を実行
5.Insightが起動するので、最初にターゲットの指定をします。「File」メニューから「Target Setting...」を選ぶと、Target Selectionウィンドウが開きます。そこで、
Target:GDBserver/TCP
Hostname:192.168.1.88(ザウルスのIPアドレス)
Port:1000
と設定し、更に、右側にある以下の二つの項目にチェックが入っているのを確認し、OKをクリックします。
「Set breakpoint at ’main’」
「Set breakpoint at ’exit’」
6.左上の「Run」ボタン(人が走る姿のアイコン)をクリックするとデバッグ開始です。

Insightの使い方については、ググッて見るもよし、「インターフェース増刊 GDBを使った実践的デバッグ手法」を参考にするも良し、でしょう。私も初めて使うので、これから勉強です。(なにせボーランドの統合環境で育ったもので・・・)

でも、やっぱりソースレベルデバッガが使えると楽ですね。
あるバグの原因が、Qtの挙動が、リファレンスを読んで持ったイメージと違っていたせいなのが、あっさり分かりました。

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2008年1月 2日 (水)

文庫エディター ver.0.4です

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。>ALL

 と言うわけで(?)、お年玉も兼ねまして新年早々の更新でございます(^^;。
まあ、お年玉になるかどうかは疑問ですが・・・。

 さて、今回の変更点は、

・ビューワーモードで起動できるようになった。
・起動時に、前回閲覧していたファイルを読み込めるようになった。
 ※ただし、指定すると、起動に大分時間がかかりますので御注意を。
・終了時に、「ファイラー」を開かずに終了できるようになった。
・オートモード(ラーメンタイマー)の搭載。
・以上の設定をするためのオプションを設定できるようにした。
・バグ取り&修正
 ※「ファイラー」のボタンを、「doc」->「Book」、「mnt」->「Card」に変更。
 ※「っ」などの位置を修正。
 ※行頭のマージンが保存されなかったのを修正。
 ※画像にスクロールバーが表示されるのを修正。
 ※最終ページにスクロールバーが表示されないのを修正。
 ※[#改ページ]で終わるページにスクロールバーが表示されないのを修正。
 ※横幅の広い画像も画面内に表示できるように修正。
 ※戻るときの字下げに関して、多少修正。
              etc.

ぐらいだったと思うんですが・・・。あまりに久しぶりにいじったので、自信がない・・・。
まあ、興味のある方は、以下から「右クリックで保存」してください。

「bunkoeditor_0.4_arm.ipk」をダウンロード

 これで終わるとちょっと不親切なので、もうちょい追加。
 オプションの設定は、「エディタモード」で、メニューを「File」->「Option」とたどってください。すると、右のような画面になります。Scrn002
 タイマーの設定については、30秒以内で指定してください。0を指定した場合(つまりデフォルトでは)、タイマーは動作しません。

 ラーメンタイマーを作動させる、つまりオートモードを起動する方法ですが、キーボードの「T」を押すと起動します。起動すると、画面下部のスクロールバーの色が、「赤」から「青」に変わります。変わらないときは、タイマーの時間を設定していないのが原因です(多分)。うまく起動すると、右のような画面になります。

Scrn003  オートモードを終了するには、再度「T」を押してください。当然ですが、テキストの最後に到達した場合は、オートモードを抜けます。

 以上のことから分かるように、オートモードはインプットスタイルで利用することが前提になっています。それは何故か?それは、ラーメン屋のカウンターで使うのが前提になっているからです(^^;。だから。ラーメンタイマーなんですね。
 ちなみに、この手のタイマーについては、ずっと不満を持ってたので、今回の実装は少々変わったものになっています。具体的には、

「タイマーを起動したページの表示時間は設定の半分」
「文字の量に従って、ページの表示時間が変わる」

というものです。例えば、オプションで「10秒」を指定した場合、文字の量が極端に少ないページでは、表示時間が3割の3秒になります。これは「仕様」ですので、ご了承ください。

 ご意見・ご要望、バグレポートなどありましたら、お気軽にどうぞ。実のところ、まだ「字下げするとルビがずれる」バグについては対処していません。と言うか、忘れてました・・・。

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2007年12月24日 (月)

W05K購入(^^)

 え~、auの新しいデータ通信カードがリナザウで使えるらしいとネットで見かけましたので、近場のauショップに予約なしで飛び込んでみたところ、あっさりと購入できました。さすが地方都市!(^^; 
 ちなみに、あれこれ割引がついて、本体価格5040円でした。まあ、地方都市だし、こんなもんでしょう。

 さて、ネットで見かけていた必要条件は、

・スペシャルカーネル導入済みであること
・クロックアップしていないこと
・初期化コマンドは「AT&F」

ということでしたので、現在のC3100で問題なし。

 というわけで@niftyで設定してみたらあっさりと繋がりましたv(^o^)v。
これまでのAirH”のAH-H401CとYahooが開くまでの時間を比べてみると、

AH-H401C 約32秒(三回の平均値)
W05K   約9秒(三回の平均値)

とまあ、4倍まではいかないものの、約3.5倍のスピードとなっています。
AirH”が128Kですから、体感速度では、約450Kというところでしょうか。
ザウルスで使うには、快適とまでいかないにしても、十分なスピードですね。

 しかし、少々問題も・・・。まあ、スペックを見て分かっていたことではあるんですが、

・・・デカい。

Ca340311 これまでよりも、張り出し部分が14mmも長くなりました。
正直、常時装着しておくのがためらわれる大きさです、ハイ。
とはいえ、いちいち差し替えるのも面倒なんで、結局はこのまま使うことになるんでしょうが・・・。

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2007年12月15日 (土)

C3100のHDD換装

先日、ザウルスで辞書を引いていたら、突然、検索にヒットしなくなりまして、「あれ?」と思ってとりあえず再起動をかけたんですが・・・。
そのまま、HDDを認識できず、起動しませんでした(T-T)。

まあ、いつものように、「こんなこともあろうかと」と予備機としてC3200の中古をゲットしておいたのと、データの大部分はSDカード上にあったので、あまり実害はなかったんですが。とはいえ、今回は前回と違い本体には問題がなさそうなので、練習も兼ねて、HDDをCFに換装してみることにしました。

というわけでまずはCFカードを購入。Transcendの16GB(133倍速)が手ごろな値段だったので通販で購入。

数日で届いたので、まずは、C3200を使ってCFカードの設定です。あちこちのページを参考に、

hdd1 10MB
hdd2 10MB
hdd3 残り全部

というように設定。大抵のページでは、この後、バックアップしたデータの書き戻しをするんですが、今回はそんなものはないので、そのまま内蔵HDDと交換します。

分解の仕方もあちこちのページを参考にさせていただきましたが、特に参考にさせていただいたのがこちら。ありがたや、ありがたや。
とはいえ、普段こういうことをしない身としては、不安を感じた部分もあったので、いくつか覚書。

※自分用の覚書ですので、参考にして何か問題がおきても、当方は一切関知しません。

・背面のコネクタのゴムキャップは外しておくこと。(忘れてました)
・底蓋を外すときは、電池側から持ち上がりますが、背面のコネクタがある部分のつめが外れにくいので、電源コードの差込口がある方から、底蓋と背面の隙間に細い精密ドライバあたりを差し込んで、コネクタのある方に滑らせてやると簡単に外れる。
・フレキケーブルは、外さなくても大丈夫だった。コネクタ類が背面の穴に引っかからないように、手前に少し引き出しながら取り出してやればOK。
・HDDをカバーしている枠を外すには、SDカードの基盤を外す必要がある。
・枠は4箇所の爪で引っかかっているので、HDDの反対側のほうから外すといいと思う。折らないように、やさしく扱うこと。
・枠を戻すとき、HDD側からはめていくと、反対側の爪がはまりにくい時があるが、無理に力をかけず、内側から爪楊枝などで軽く押しながら抑えてやれば大丈夫。
・裏蓋をはめるときは、ヘッドフォンコネクタのある側を先にはめてから電池側をはめるといい。

てなことしながら、再組み立て。んでもって、OKボタンを押しながら電源を入れて初期化(完全フォーマット)してみるが、エラーが出て初期化が完了しない。でも、そのまま起動できたのでとりあえず使えるのは確認できた。

んでもって、再起動。やっぱり、HDDを認識できず、起動しませんでした(T-T)。
初期化のときのエラーメッセージを見ると、/hdd1/.sys内の"hdimage2.tgz"が無いぞー、ってなことを言ってます。

「そんなこと言っても、壊れたから換装してるのに、どうしろと?」

とか思ったんですが、ダメ元で、取り出したMDをC3200のCFスロットに挿してみたら、あっさりと認識。
どうやら起動に必要な部分だけがダメになっていた様で、その他のデータは全部OKでした。

「ラッキー!」

ということで、再度C3100の方をOKボタンを押しながら電源を入れて初期化して起動し、/hdd1/.sysの内容をコピーしようとしたら、/hdd1が保護されていて書き込みできません。
もう一回バラすしかないのか、と思いましたが、メンテナンスカーネルを起動してコピーすることでコピー完了。

「今度こそ!」ということで、C3100の方をOKボタンを押しながら電源を入れて初期化してみると、無事初期化が完了し、正常に使えるようになりました。

これから環境を整えたり、不都合を修正したパッチを導入したりと、まだやることはありますが、とりあえず完了。
無事、C3100が現役に復帰しました。めでたしめでたし。

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2007年8月10日 (金)

文庫エディター v.0.2です。

極一部の方々(複数形にする意味があるのか?)、お待たせしました。

今回のバージョンアップでの主な変更点は、

・ビューワーの縦書き対応。それに伴い縦書き表示をデフォルトに変更。
・ビューワーでの文字サイズを変更可能に(VGAモードのみ)。
・ビューワーのキャプションに、ファイル名の一部と文字のポイント数を表示。
・簡易しおり機能。文字サイズとカーソル位置を記憶します。
 ※クローズ時に保存するので、1ファイルにつき一つのみです。
・「!?」「!!」の場合、1文字として合成して表示。
・縦書き時、半角数字が2文字続く場合、「縦中横」で横に2文字並べて表示。
・画面更新時にカーソルの有る行が一番上に行くようになっていたが、行かないように仕様を変更。
・QVGAモードに一応対応。・・・してるはず・・・。

といったところでしょうか。

「bunkoeditor_0.2_arm.ipk」をダウンロード
※右クリックから保存してください。

 エディタ部の基本的な操作に関しては特に変更がないので、以前の記事を参照してください。以下、ビューワーの操作について少々。

 ビューワーでの縦書き・横書きの切り替え、文字サイズの変更は、全て画面のタップで行います。画面は上から下に、横に5分割されます。一番上が「1ページ戻る」、2番目が「半ページ戻る」、4番目が「半ページ進む」、一番下が「1ページ進む」となり、表示の切り替えは中央部の3段目で行います。

・縦横表示切り替え ・・・ 3段目の中央部をクリック
・文字サイズの縮小 ・・・ 3段目の左側をクリック
・文字サイズの拡大 ・・・ 3段目の右側をクリック

文字サイズは、18ポイントから26ポイントまで、2ポイント刻みで変更できます。「パブリフォント」を作成して導入している場合は22ポイントが、通常の「LCフォント」の場合は24ポイントがデフォルトになります。ちなみに、実際の画面は以下のようになります。

Scrn017_2

「LCフォント」の場合、デフォルトでこんな感じ。













「パブリフォント」を作成してインストールしている場合は、こんな感じです。当然ながら(?)インストールしていないポイント数を指定すると表示されなくなります(いや、単なる手抜きなんですが)。そのときは慌てず騒がず、反対側をクリックして、インストールしているポイント数を指定してやってください。Scrn016
















 まだこなれていない部分も多いんですが、とりあえず、「青空文庫形式のテキストを、閲覧しつつ修正する」という用途には、「ビュースタイルでは」十分役立つと思います。(インプットスタイルだと、キーボードからの日本語入力が重くて実用にならない、という問題がありますので・・・)

 ご意見・ご感想などいただけると喜びますので、試用された方は、よろしく。

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2007年7月 2日 (月)

だめな画像コンバーター「だめコン」ver.0.3です

とりあえず、変更したのは、

・読み込んだ画像の上でマウスをクリックすると、そのX座標、Y座標がRGB値の右に表示される。

だけだったつもりなんですが、PNG画像関係の処理もいじくってるかも。半年近く放置してたので憶えてない・・・。「姉しよ」の変換がうまくいかない方は、こちらを使ってみてください。

「DameCon_03.lzh」をダウンロード

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